CAREER SESSION

OJT対談

確かな成長への礎を。

入社3年目までの若手社員を
対象に実施されている、水ingのOJT制度。
業務の“基礎“から
ビジネスパーソンとしての“自立”まで、
マンツーマンで指導するこの制度は
新人が第一線で活躍するための
“土台作り”と言い換えることもできます。
異なる二組の対談から、
その狙いを紐解いてみましょう。

01
  • 1年目社員
  • OJTリーダー
CAREER SESSION

仕事の基本、現場のリアルを学習。

はじめて現場で働く時、
誰しもが抱える大きな不安。
だからこそ、先輩が傍らで常に
サポートしてくれる環境で、
確かな実力を身につけます。

Profile

飯島 直輝
飯島 直輝
本科 機械工学科
首都圏支店工事部
2012年入社

熱力学や水力学、設計など機械について学んだ高等専門学校時代。地元企業に就職する友人が多い中、「幅広い選択肢を」という恩師の言葉をきっかけに水ingの説明会に参加。水処理の規模感や社会貢献度の高さに興味を持ち、入社を決めた。以来、一貫して施工管理に携わっている。

鈴木 美有
鈴木 美有
工学部 都市工学科
建設本部 建設管理部
2018年入社

大学では、活性炭による水処理の研究を行う。その中で、生活に不可欠な上下水道などに関わる事業に確かな将来性を感じ、水処理業界を軸に就職活動を行う。入社前に見学した、研究開発センターに所属する社員の人柄や雰囲気の良さにも惹かれ、水ingへの入社を決めた。

SESSION 01
現場では常に行動を共に。
飯島:
現在私たちは、新潟県内の浄水場における「カーボジェット」建設工事一式に携わっています。「カーボジェット」とは、水ingが特許を取得している、粉末活性炭注入装置のことです。1年目に経験する現場としては、とても良い現場だと思います。杭工事からはじまって、土木工事もあり、機械工事もあり、電気工事もある。規模は小さいですけど、フルプラントといって良い現場ですから。私はその中で、監理技術者兼現場監督として、現場全体の指揮を執る業務を担っています。鈴木さんは7月に私の下に配属され、8月から同じ現場で監督業務を行っていますね。
鈴木:
はい。日々、たくさんのことを勉強させて頂いています。安全管理をメインとして、毎日の朝礼や書類の作成をする中で、自分の目で現場を見ることができ、たいへん貴重な経験になっています。ただ、現場に配属される前は「やっていけるかな…」と、漠然とした不安もありました。ですが、飯島さんにはじめてOJTのご挨拶のお電話をした時のご対応がとても元気で明るい印象だったので、安心したことを覚えています。
飯島:
現場に入る前の挨拶の電話ですね。私もOJTを経験していますが、はじめの電話って緊張するじゃないですか。だから、こちらから明るい雰囲気を出してあげようと思って。
鈴木:
そうだったんですね。ありがとうございます。
飯島:
ただ、私も初めて女性を受け持つことの不安はありました。男性ばかりですし、体力的にも耐えられるかなと。また、もともと鈴木さんは研究開発志望だと聞いていたので、現場作業でモチベーションを保ち続けてあげられるかも心配でしたね。ですが、私が教えられるのは工事のことですから、この1年で工事のイロハを一から十まで教育し、2年目以降につなげようと決めました。
鈴木:
実際に着任してからは、飯島さんや現場の作業員さんにも気を使って頂いたので、働きにくいということはありませんでしたよ。また、モチベーションに関しても問題ありませんでした。この経験が、必ず後の研究開発にも活きると聞いていたので。
飯島:
確かに、OJTの年間指導計画を一緒に考えていた時、「目標は高いほうが、良いじゃないですか」って言ってくれましたね。そのモチベーションの高さは、教える側としても嬉しかったです。
鈴木:
「気になることがあったら、何でも言ってほしい」と言ってくださったことも、大きな安心につながっていたと思います。現場に赴任する前の1か月間の準備期間で、実際の図面を広げ、分からない箇所を丁寧に教えて頂きましたから。私の話をしっかり聞いて頂いたので、これから臨む作業への当事者意識を持つことができました。また、8月に現場に出始めたばかりの頃は「学んでいる身だから、常に現場に出ていなければ…」という使命感で、体調を崩しそうになった時もありましたが、その際にも、休憩させて頂いたり、配慮して頂いたりして、ありがたかったです。現場がはじまってからも、常にそばでサポートして頂いたので、不安に思う事はありませんでした。
飯島:
不安を溜め込んでほしくなかったですからね。特に現場に出ている時に溜め込まれて、何かあってからでは遅いので。こちらからも意識して声をかけるようにしました。そして、水ingがどのように現場全体を把握し工程を調整しているか、お客様との会話や作業員さんとのやり取りを見て感じてもらうことを意識しました。
鈴木:
はじめは一つひとつが全く分からない状態でしたが、そうやって間近でご指導頂いたことで、新しいことを次々と理解できるようになったので、楽しみながら現場の仕事を覚えることができたと思います。
飯島:
作業員さんたちにも、自分から積極的に声をかけられるようになっていましたね。成長は早いと思います。やはり鈴木さんがいるだけで、現場が華やかになりますし、作業員さんとのコミュニケーションもいつもよりスムーズになると感じたこともあります。男性ばかりの現場で…と心配していましたが、逆に女性が入ることでプラスになることが多いのだ、と学ぶことができました。
SESSION 02
いまの現場で得た知見を、次の現場でも実践。
鈴木:
これまで飯島さんからご指導頂いた中で、特に印象に残っているのは、決断力の大切さです。ある時、作業員さんから工事の進め方の相談を受けた時、答えを先延ばしにしてしまうことがありました。私としては、ベストな答えを出すために満足するまで考えたいと思っていたのですが…。
飯島:
現場では、できるだけその場で決断をするように指導したことを覚えています。工期を厳守しなければならないことはもちろんですが、指揮を執る私たちが迷っていては、作業員さんも不安になってしまいますからね。
鈴木:
そう教えて頂いてからは、とにかく飯島さんと作業員さんとのやり取りを、しっかりと見るようにしました。どういう道筋で、決断の答えを出しているのか。飯島さんの姿を見ながら、意識して学べるようになったと思います。早い決断を下せるようになるには、まだまだ知識と経験が必要ですけどね。
飯島:
いや、鈴木さんは、もう建設現場で十分に通用すると思います。はじめの頃と比べると、作業員さんにも色々と言えるようになってきていますからね。次のことを考えて「あの書類をください」とお願いするなど、現場で、しっかり意見を言えている姿を見ると成長したと感じます。以前、鈴木さんの上司が現場の視察に来た際、鈴木さんの働きぶりを見て「この様子ならきっと一人でも担当できるね」と、お墨付きももらっています。
鈴木:
ありがとうございます。期待に応えてもっと頑張ろうと思います。現場には様々な作業員さんがいますが、その人に合わせた伝え方を行うことで、スムーズなコミュニケーションが取れることも学べました。
飯島:
現場において、「伝える」ということは何よりも大切ですから、その感覚は忘れないでほしいです。鈴木さんに任せている朝礼でも、成長の一面を垣間見ることができます。朝礼は、その日の現場をはじめるための大切なもの。作業員さんのモチベーションを上げることもそうですが、個々の体調の良し悪しなども確認しなければなりません。はじめは私の言った通りにしかできませんでしたが、最近では自分で気づいた点をしっかりと伝えられるようなっています。
鈴木:
はじめの頃は、安全注意事項について一般的なことしか言えず、飯島さんに補足して頂くことが多かったのですが、飯島さんの話されている内容を元に、何がポイントになるのかをまとめ、その日に応じた現場での注意事項を都度盛り込んでいくようにしました。実際に自分で現場を歩いたり、危険そうな箇所をピックアップしたり、天候を気にしたりすることで、自分なりの工夫が活きてきたと思います。
飯島:
今では、最も重要となる安全管理に関する報告も、ほとんど私の補足なしでできるようになっていますし、本当に成長したなと思います。それはそれで、少し寂しい気持ちもありますけどね。
鈴木:
飯島さんの間近で、様々なこと教えて頂けたからこそ、成長できたのだと思います。頼れる先輩がすぐそばにいることが、OJT制度の一番良いところですね。そうやって多くのことを学んだ現場ですが、無事に工事が終わったため、残りのOJT期間は違う現場で経験を積む予定になっています。今の現場とはまた違った学びが多くあると思うので、さらに知見を増やしていきたいと思っています。設計のこと、工事のこと、作業員さんのこと、お客様のこと。このOJTでは、そういった多角的な視点を学べたことも、大きかったと思いますね。後に研究開発に異動したとしても、この視点は大切にしていきたいです。
飯島:
工事が始まる前の準備期間から担当したのですから、この現場は鈴木さんの成果物といっても良いでしょう。ここで得た様々な経験を、ぜひ今後の糧にしてください。鈴木さんはすごく成長できる人だと感じます。その好奇心で知見を積んでいけば、きっとどの部署でも頼られる存在になると思います。そうなってくれることを期待しています。
鈴木:
任せてください。飯島さんに教えて頂いた仕事のスタンスは、これから先も大切にしていきます。
飯島:
私もこの経験を通して、改めて育成ということについて考える良い機会になったと思います。二人でいる時間が長かったですし、鈴木さんはどこまでも誠実。自分の言葉には責任を持つようにしなければと、身の引き締まる思いで、OJTに取り組みました。お互いに素晴らしい成長の機会になったと思います。