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大阪ECO動物海洋専門学校の学生60名が参加

 水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口 学、本社:東京都港区)は2024年2月2日、大阪ECO動物海洋専門学校において、当社の社員が水族館の水処理に特化した講義を実施しました。

水族館・アクアリスト専攻の1年生約60名が聴講

背景と目的

 大阪ECO動物海洋専門学校は、動物・海洋・ペット・自然環境の業界で求められる即戦力となる人材を育成する専門学校です。本講義は、2023年10月に同校のグループ校である名古屋ECO動物海洋専門学校にて当社社員が講師を担当した講義が好評であったことを受け、この度の実施にいたりました。
 水族館や動物園には、魚類や海獣類が健康に生活し、かつ観客が観賞しやすくするための水処理機器・設備が必要です。学生たちにこれら施設における水処理について学ぶ機会を提供することで、水族館・動物園業界の将来を担う世代の学びに貢献することを目的に、本講義を実施しました。

当日の様子

 当日は、水族館・アクアリスト専攻の1年生約60名が参加し、水質など水処理に関する基本項目や水族館における水処理フロー、ろ過機やポンプの種類・構造といった講義内容に熱心に耳を傾けていました。講義後に実施したアンケートでは、「知らなかったことをたくさん学ぶことができ、面白かった」等、高評価のコメントをいただくことができました。

講義の様子

節水・環境配慮型/水族館で活躍する浮上ろ過装置「FMフィルタ」

 今回実施した講義では、ろ過機の仕組みやろ過方式の違いなど、ろ過機に関連する内容を重点的に解説し、中でも水族館等に納入実績のある当社独自の浮上ろ過装置「FMフィルタ」を例に挙げて紹介しました。「FMフィルタ」は、洗浄性に優れたろ材と独自の洗浄機構により塔内保有水での洗浄を実現し、従来の砂ろ過装置に比べて大幅に洗浄水量を削減、節水を叶える環境配慮型のろ過装置です。大口径の洗浄ポンプや洗浄配管、大容量の洗浄水槽が不要で、低コスト・省スペースを実現します。

水族館・動物園等に用いられる水処理装置 浮上ろ過装置「FMフィルタ」

 水ingグループは、1962年(当時 荏原インフィルコ)に、東京都恩賜上野動物園に水族館ろ過機を納入して以来、国内50以上の水族館・動物園等のアミューズメント施設に水処理機器・設備を納入してまいりました。今後も水族館・動物園業界の総合水処理のパイオニアとして、動物や魚の生息環境を考慮した設計を心がけ、維持管理の利便性やLCCを意識した水処理設備とメンテナンス技術で、水族館・動物園業界に水処理で貢献してまいります。

<参考情報>

お問い合わせは、広報部まで
03-4346-0612
E-mail:pr.news@swing-w.com

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