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 水ing株式会社のグループ会社である水ingAM株式会社(社長:安田 真規、本社:東京都港区)は、今年創立100周年を迎えた栃木県立宇都宮工業高等学校が取り組む『高校生未来の職業人育成事業』(栃木県教育委員会が実施)に支援協力し、小型浄水器の製作に協力しました。

【背景と目的】

 栃木県立宇都宮工業高等学校は、キャリア教育の一環として、栃木県教育委員会が実施する『高校生未来の職業人育成事業』に取り組んでいます。これは、企業と連携のもと、生徒が、企業等から技術指導を受けながら、実社会において活用できる知識や技術を学び、実践的な活動を主体的に行うキャリア教育事業のことです。同校環境設備科5名の生徒は、宇都宮市が目指す未来の街づくりプロジェクトの1つである「安全・安心の未来都市」の実現に向けて、“災害に強いまちづくり“の施策を考え、災害時における生活用水確保のため、雨水を再生利用する小型浄水器の製作に取り組みました。当社は、次世代の教育に貢献するため、本取り組みに支援協力しました。

協議実習の様子
協議実習の様子

【本取り組みにおける成果】

 当社の社員は、生徒たちが授業で学習した配管や溶接の技術を活かして製作した小型浄水器について、その精度向上のために必要な技術協力や提案を行いました。生徒たちは「ろ過された水質の分析方法がない」「小型浄水器でろ過されて出てきた水量が少ない」という2つの課題を抱えており、この課題を解決するために、実際の水質分析時に使用する器具を用いた分析方法を教えたり、より効果的なろ過材の活用方法についてアドバイスしたところ1分間でろ過される水量が大幅に改善されました。改良提案を重ねた結果、生徒たちは災害時にも、コンセント不要で使用できる小型浄水器を完成させることができました。
 参加した生徒からは「この取組みを通して、課題解決の楽しさや大きな達成感を感じることができた」など、前向きな回答をいただくことができました。

製作した小型浄水器
製作した小型浄水器

水ingグループは、これからも次世代の学びに積極的に協力し、地域や社会に貢献してまいります。

<参考>

お問い合わせは、広報部まで
03-4346-0612
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