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 水ing株式会社のグループ会社である水ingAM株式会社(本社:東京都港区 社長:安田真規)は9月10日、兵庫県芦屋市で開催された「令和5年度 芦屋市下水道フェスタ」(主催:芦屋市)に参加しました。

背景と目的

 市民に下水道の役割や仕組みを知ってもらい、関心を高めてもらうことを主な目的として9月10日の「下水道の日」に合わせて「下水道フェスタ」が開催されました。水ingAMは南芦屋浜下水処理場の施設の運転管理業務を受託しており、地域を支える水インフラに対する市民の関心を高める同イベントの目的に共感し出展しました。

当日の様子

 当日は予想していた3倍のおよそ900名の方々が来場し、当社が企画協力した「施設内を見学するツアー」、「砂と小石を使って、濁った水をきれいにするろ過実験」、「汚れた泥を絞って水分を出す、汚泥脱水機(スクリュープレス)の模型展示」など、下水道施設の大切さを知ることができる実験やイベントを体験してもらいました。汚泥脱水機の仕組みを学んだ来場者には、下水汚泥由来の肥料(こうべハーベスト)を配布し、当社グループが神戸市内で展開している下水汚泥の利活用によるや資源循環への取り組みについてPRしました。

水ingグループの資源循環への取り組み

 水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社(本社:東京都港区 社長:池口学)は、神戸市と共同で下水汚泥の中に含まれているリンを回収する取り組みを2012年度から開始しました。その回収されたリンを「こうべ再生リン」と名付け、肥料としての有効利用を進めています。こうべ再生リンを使用した肥料「こうべハーベスト」は、SDGsの広がりと世界情勢による肥料価格の高騰もあり、地元農家の方々の利用が進み、2023年3月末の出荷量は、20kg袋のハーベスト肥料が、約15,000袋と例年の約3倍以上となっています。こうべハーベストを使用して育てられた米が神戸市内の学校給食米に使用されるなど、地域における循環の創出を実現しています。
 水ingグループは、これからも水や環境に関わる地域イベントへの参加を通じ、水インフラの重要性を伝えるとともに、循環型社会の実現と地域社会への貢献を目指してまいります。

下水処理場内見学ツアーの様子
砂と小石を使ったろ過実験中の様子

関連リンク、資料

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TEL:03-6830-9075
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